賃借人が夜逃げ。家主はどうする

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賃借人が夜逃げ。家主はどうする


ここで問題です。賃借人が賃料滞納で2ヶ月間不在、窓から室内を

見れば夜逃げした様子。家主はどうする?
 

正しい方に○をつけてください。

1.室内には、荷物はガラクタしかなかったので片付けて次の人に
     貸す。

2.ガラクタでもあとで問題になったらいけないので物置に保管し
     て次の人に貸す。





○をつけた人はブー、残念でした。

勤め先、知人、友人を徹底的に調査、このことは日時とともに調査

内容を記録しておく。

まず契約解除のための公示(民法97条の2、行方不明のときは公

示ということになる。)を裁判所に申立てる。裁判所の掲示板に貼

り出し、官報、新聞等に掲載し、2週間後に契約解除されたことに

なります。

そのあと建物明け渡し訴訟(不払い家賃の請求もする)で、これも

公示送達、やっと明渡しの判決をもらうことになる。

そのあと残っている動産(ガラクタ)は保管するか、滞納家賃を債

権額として動産の競売をして処理します。

動産を勝手に処分できません。気の遠くなるような時間と費用がか

かります。


契約書に「1カ月以上継続して本物件を留守にするときは貸主に通

知しなければならない。もし違反した場合は本契約を解除すること

ができる。」と書いていたとしても、法律上いろいろ問題がありそ

うです。


それなら、家主はどうすればいいでしょうか?

1.保証金はできるだけ多く預かっておく。

2.普段から双方親しく付き合う。

3.夜逃げするときは、必ず声をかけてください。餞別をお渡しし

  ます、と言っておく。(笑) お後がよろしいようで・・・


家主としては、お後がよろしいようで・・・とは言っておられない。

まずは、契約時の連帯保証人に連絡し、賃貸物件まで来てもらう。

連帯保証人は、賃借人の身内が多い。連帯保証人立会いで、室内に

入ってみる。夜逃げしたような感じなら、連帯保証人に

「どうしましょう。このままの状態ならうちも困ります。滞納家賃

これからの家賃をあなたが支払っていただけますか」と言う。


つまり連帯保証人にこの問題の解決をしてもらう。本来、賃貸借契

約の連帯保証人は、賃借人の賃料、建物に損害を与えた等賃借人の

債務の連帯保証です。しかし、こんなことも連帯保証人に解決して

もらうしか方法はありません。

あと残っているガラクタでも動産は動産です。連帯保証人に動産の

処分をしてもらいましょう。連帯保証人が、そちらで処分してくれ

と言えば、動産放棄確認書を作って、それに連帯保証人の署名押印

をもらっておきましょう。

もちろん滞納家賃は連帯保証人からいただくことになります。この

場合の滞納家賃は、結構ですと言わずに、必ずいただきます。

そして動産放棄確認書に滞納家賃の詳細も記入しておきます。領収

書は別紙で発行すればいいと思います。

   動産とかけて大掃除と解く
           その心は、ほうきと解きます。
             お後がよろしいようで・・・・・
                              

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