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競売ドキュメント・不動産裁判 23 第1回口頭弁論 やり取り

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競売ドキュメント・不動産裁判 23 第1回口頭弁論 やり取り




*第1回口頭弁論 やり取り。あっという間に終了。 




裁判官「被告は訴状に対して何か言うことはありますか?」


被告田中「平成○○年○○月○○日賃貸礼金50万、賃貸敷金50

万を支払っています。乙1号証、乙2号証のとおりです。」


裁判官「原告は、今の被告の発言に対して何か言うことはあります

か。」


山田は起立して、

原告「はい、あります。乙1号証、同2号証は、私の前の家主が受

け取っているもので、私は受け取っておりません。乙2号証の敷金

については、返還義務は引き継いでおります。」


裁判官「そういうことを聞いておりません。知っているかどうかを

聞いています。」


原告「あっ、知りません。」


裁判官「被告は、そのほかに何か言うことはありませんか。」


被告「原告家主は、目的物を完全な形で貸す義務を負っているにも

かかわらず大家としての責務を果たしていない。床が朽廃、門扉腐

蝕、手洗の混合栓の水が出ない。」


裁判官「被告は何を言いたいんですか。家賃を負けてくれと言うこ

とですか。」


被告「・・・・・」


裁判官「原告は、何か言うことはありますか。」


原告「はい、あります。

答弁書3については不知。

答弁書4については、本件訴訟の請求の趣旨、請求原因から逸脱し

ており、かつ被告の意図するところが不明であり破棄。

答弁書「その他の案」については、本件賃貸借は、被告と協議説明

を行い、署名押印等取り交わしたものです。被告の夫は、本件賃貸

借契約には関与しておりません。」


裁判官「原告の今の発言は、文章で「準備書面として提出してくだ

さい。

それでは、次回の口頭弁論期日は○○月○○日はいかがですか。双

方ともご都合はよろしいですか。いいということなのでこれに決定

します。あらためて裁判所から期日の連絡はしませんので、お間違

いのないようにしてください。

それでは、これで閉廷します。」




(参考)

【民事訴訟法】


(訴状等の陳述の擬制)

第百五十八条  原告又は被告が最初にすべき口頭弁論の期日に出

頭せず、又は出頭したが本案の弁論をしないときは、裁判所は、そ

の者が提出した訴状又は答弁書その他の準備書面に記載した事項を

陳述したものとみなし、出頭した相手方に弁論をさせることができ

る。



(自白の擬制)

第百五十九条  当事者が口頭弁論において相手方の主張した事実

を争うことを明らかにしない場合には、その事実を自白したものと

みなす。ただし、弁論の全趣旨により、その事実を争ったものと認

めるべきときは、この限りでない。

2  相手方の主張した事実を知らない旨の陳述をした者は、その

事実を争ったものと推定する。

3  第一項の規定は、当事者が口頭弁論の期日に出頭しない場合

について準用する。ただし、その当事者が公示送達による呼出しを

受けたものであるときは、この限りでない。


(言渡しの方式の特則)

第二百五十四条  次に掲げる場合において、原告の請求を認容す

るときは、判決の言渡しは、第二百五十二条の規定にかかわらず、

判決書の原本に基づかないですることができる。

一  被告が口頭弁論において原告の主張した事実を争わず、その

他何らの防御の方法をも提出しない場合

二  被告が公示送達による呼出しを受けたにもかかわらず口頭弁

論の期日に出頭しない場合(被告の提出した準備書面が口頭弁論に

おいて陳述されたものとみなされた場合を除く。)

2  前項の規定により判決の言渡しをしたときは、裁判所は、判

決書の作成に代えて、裁判所書記官に、当事者及び法定代理人、主

文、請求並びに理由の要旨を、判決の言渡しをした口頭弁論期日の

調書に記載させなければならない。





(続く)

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