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競売ドキュメント・不動産裁判 22 第1回口頭弁論 退廷!

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競売ドキュメント・不動産裁判 22 第1回口頭弁論 退廷!




*第1回口頭弁論 被告の夫に 退廷! 




前の事件が終わり、裁判官は退席した。


書記官から指示があり、山田は正面向かって左側の原告席に着席、

田中茂子は同右側の被告席に着席した。

ふわっとした、すわり心地のいい肘掛け付きのいすであった。


間もなく裁判官が入廷、全員起立してくださいと書記官から声がか

かり、全員起立、裁判官に一礼、着席する。

書記官から事件名等の読み上げ、ただいまから開廷する旨の発言が

あった。

裁判官から原告席に向かって

「あなたは山田さんですか? 名はなんと読むんですか?」

同じように被告席にも質問がありました。いわゆる刑事裁判なんか

の人定質問である。


「それでは書証の原本確認を行ないますので、山田さん原本を提出

してください。」原本と照合の後、返却してもらう。

同じように被告の方も行なわれた。


そのあと、傍聴席に座っていた被告の夫、田中元三が突然発言した。

「裁判官、私は被告の夫ですが、私が事情を詳しく知っております。

私を代理人にすることの許可をいただけませんか。」

「本人が出廷していますので、その必要はありません。」

「契約等には私が立会い、よく知っております。」

「発言を慎んでください。これ以上発言をされますと退廷を命じま

すよ。」

「事情は私がよく知っております。・・・・・」

「退廷!」

裁判官は、田中元三を指差し、大きな声で、退廷を命じました。


穏やかだった裁判官が急に大きな声で激しく発言、山田は驚きまし

た。


被告の夫、田中元三は、裁判官の大きな「退廷!」の声に驚き、そ

そくさと傍聴席から出て行きました。

 

(続く)



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